ローズヒップ

ローズヒップとは?…英語で”ばらの実”のことです。

 

南米、チリのアンデス山脈の麓に群生している野いばら(野ばら)は、毎年5弁のうすピンクの可憐な花を咲かせ、やがて真っ赤な実を稔らせます。

それが“ローズヒップ(Rose Hips)”です。弊社のある山形県地方でも、昔は野いばら(野ばら)が生息しており、身近に見かけることができました。

しかし世界的にも年々減少しており姿を消しています。現在では、特に天然の野いばらは南米のアンデス山脈及び西欧の一部の地域のみでしかみることができずに、大変稀少価値の高いものとなっています。

このローズヒップは単一の植物としては驚くほど栄養価が高く、そして多数の栄養成分が含まれています。中でも総ビタミンCが安定した形で多く存在していることから、長期貯蔵にも耐えます。これらの特性によりローズヒップは総合的健康食品としての効果が大きく、現在注目されつつある健康食品の一つとして知られています。

他にも、ローズヒップには、ペクチンというお湯で簡単にゼリー状になる物質が含まれています。このペクチンには関節の働きを滑らかにしたり、コラーゲンの生成に役立つ効果があるといわれています。